医師養成数目標の見直しで合意−民主党第二分科会(医療介護CBニュース)

 民主党の「国民生活研究会」(中野寛成会長)の子育てや教育などを担当する第二分科会は4月15日、参院選マニフェストに盛り込む項目選びで詰めの作業に入った。会合では、教育分野について昨年の衆院選マニフェストで明記した医師養成数目標を見直すことで合意した。早ければ月内にも、子ども手当についての考え方などとともに分科会の方針としてまとめ、上部の国民生活研究会に伝える。

 民主党は衆院選マニフェストで、「医療崩壊を食い止め、国民に質の高い医療サービスを供給する」具体策として、OECD(経済協力開発機構)加盟国平均の人口当たり医師数を目指し、医師養成数を1.5倍にすると明記した。これを受けて、政府は今年度の医学部定員を前年度から360人増員し、8846人に拡大している。

 同分科会取りまとめ役の藤村修・党国民生活研究会副会長は会合後の記者会見で、「なぜ1.5なのか、1.5が現実的なのかという意見がある。医師を増やす方針は変わらないが、1.5という数字は書かない方が良いという意見が大勢。今年度も医学部定員を増やしたが、これ以上にするには医学部を増やすとか、医科大学の申請を認めるということになってくる」と述べた。


【関連記事】
混合診療解禁などで意見交換−民主党国民生活研究会総会
医療分野の素案明らかに−民主党参院選マニフェスト
医学部などの新設、意見集約できず−全自病
マニフェストの進捗でヒアリング―民主党研究会分科会
医療・介護などの規制改革へ向け分科会新設―行政刷新会議

<毎日デザイン賞>表彰式 写真家の藤井保さんに賞状と賞牌(毎日新聞)
桜を見る会 足元に残雪…鳩山首相主催、新宿御苑(毎日新聞)
徳之島案、県連に説明=官房長官(時事通信)
知的障害児施設で虐待=不適切な拘束など440件−「自傷行為止めるため」−大阪市(時事通信)
インフル、B型など季節性の割合が増加(医療介護CBニュース)
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。